BIツールの表層と本質

最近流行りのYellowFin,Tableau,SisenseなどのBIツールについて雑感。

年度別や顧客の居住地域・性別・年代・趣味嗜好別に区切った売上・商品評価をそれぞれ表示させても、ユーザーは画面を切り替えながらその違いをレポートするだろうか。

たとえば 
「シェアが低下してきていても、利用者の社会性や生活力が高いのであれば、それは「一部のセグメントされた顧客には評価されている商品・サービス」であり、「プロモーション手法をターゲットに合わせていく」ことを対応すれば、サービス・商品提供側には問題が無いかもしれない。

BIツールが主張するグラフやチャートの見た目の華やかさへの興味・関心は長続きしない。

一ヶ月後、三ヶ月後、一年後の評価が劇的に変化しないのであれば、ツール側は他の項目を組み合わせた「評価推移によるマーケティングのアドバイス」を提供することで、月額利用料金を支払い続ける価値を見いだせるかもしれない。