ハイブリッド車・EV車”市場の今後”

【2009年:車種別販売台数(予測)】
プリウス:約20万台(1-6月実績:5.14万台)
インサイト:約12万台(1-6月実績:3.34万台)
と想定される。登録車240万台のうちこのニ車種が13.3%を占めるため、他のハイブリッド車種を追加すると15%はハイブリッド車が占めることになる。

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【3年後】
国内におけるエンドユーザーの自動車流通台数は現状250万台。
コンパクトシティ構想や公共交通機関の充実、カーシェアリングサービスの成長により今後、3年以内に200万台規模に縮小されることが予想される。
その中でエコカーは乗用車全体の4割程度を占めると考えられ80万台はエコカーと想定される。

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【10年後】
『2020年の世界販売は現在の約10倍となる1128万台』(JPモルガン証券)」という仮説を鵜呑みにするならば現状、ハイブリッド車の20%を日本市場が占めている現状から、今後、BRIC’sのシェア上昇により日本市場が占める割合が10%に低下したとしても約112万台はハイブリッド車ということになる。
日本の新車マーケットが約200万台とすると、麻生首相が打ち出した「新車の2台に1台はエコカー」の方針と符合する。
112万台の内訳は現状、ハイブリッド車:99%、EV車:1%だが、日産・三菱が家庭用電源で充電できるEV車を低価格で発売を開始したらその比率は限りなく50:50に近づくと想定される。(私見内のデータに軽自動車は含まれない)