F1モナコGP2009

モナコGPは戦前の予想通り、スターティンググリッドが大きな要素を占めた。

ポールポジションのJ.バトンとレコードライン上にある3番グリッドを獲得したR.バリチェロがワンツーフィニッシュ。
2位スタートのK.ライコネンは不満を残す結果となった。

このレースでは次代のスター(にしたい)S.ベッテル、今シーズンの途中交代も噂されているN.ピケJr.、さらにはランキング最下位の中嶋一貴がクラッシュ。
新進気鋭の若武者にもパフォーマンスを出し切れていない二世ドライバーにもモンテカルロは牙を剥いた。

一方で踏みとどまったのはS.ブルデー。チームオーナーから辛辣な言葉をもらっていたにも関わらず8位入賞と結果を残した。

悲喜こもごもあったモナコGPでも最終的にはブラウンGPの圧倒的な強さとJ.バトンのタフネス、愛くるしいキャラクターを全世界に示して幕を閉じた。

次は二週間後のトルコGP。復調著しいフェラーリのF.マッサが最近3年連続でポール⇒優勝を飾っている得意コース。

伝統チームの更なる巻き返しに期待したい。